イベント報告2017 | 兵庫県ユニセフ協会 | 公益財団法人日本ユニセフ協会 協定地域組織

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イベント報告

実施しましたイベントのハイライトを載せています。どうぞご覧ください。

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イベント報告

第39回 ユニセフ ハンド・イン・ハンド 募金キャンペーン


今年のテーマ 「子どもたちに生きるチャンスを」

 
  • “手に手をとって、協力しあって”を意味するハンド・イン・ハンド。
    毎年11月~12月のハンド・イン・ハンド募金月間には、日本中で募金活動が行われ、大きな力になっています。
    兵庫県ユニセフ協会では、下記の日程で街頭募金活動を行いました。
  月日 時間     会場 
 11月10日(金) 11:00~12:00 JR住吉駅連絡通路
 11月17日(金) 11:00~12:00 JR住吉駅連絡通路
 12月8日(金) 11:00~12:00 コープ垂水
 12月16日(土) 16:00~17:00 JR住吉駅連絡通路
 12月23日(土・祝) 11:00~13:00 姫路、元町、三宮、住吉、西宮北口

2017年11月~12月の募金総額は296,135円、参加者は延べ131人にのぼりました。

皆さまご協力ありがとうございました。

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第5回 国際理解講座


「世界を変える」という仕事
カンボジアで国際協力師になる道を選んで

 
  • 日  時:2017年12月16日(土)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 講  師:延岡 由規(のぶおか ゆうき)さん
  • 参加者:43人
  • 主  催:兵庫県ユニセフ協会
  • 延岡由規さんは、大学在学中からテラ・ルネッサンスの活動に参加。今回の講座では、前半は主にカンボジアでの事業について、後半はこの活動に参加するようになったきっかけやこれからしたいことについてお話しいただきました。
  • 「悪魔の兵器」と言われる地雷が大量に埋められているカンボジアでの事業は地雷撤去プロジェクトから始め、生活圏での地雷撤去終了後は村人たちの自立と自治を目指した村落開発支援プロジェクトを本格的に展開しています。
  • プロジェクトの柱は3つ、自分たちの小さな土地で作れる家庭菜園、親牛を家族に貸出し、子牛が生まれれば親牛を他の家族に順番に貸し出すことで村として持続的な収入源を確保していく家畜銀行、村で起こっている問題をみんなで議論し解決する自治会の開催です。
    価格変動の大きい換金作物の栽培や日雇い労働に従事していた村人たちが貧困から抜け出すために実施しています。
  • 後半では、今の活動の原点は小学校の時に知った児童労働であり、国際協力を通して笑顔やつながりの見える社会を実現したいと話されました。
  
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兵庫県ユニセフ協会設立15周年記念事業


ユニセフひろば

 
  • 日  時:2017年11月11日(土)、12日(日)
  • 場  所:コープこうべ協同学苑
  • 主  催:「ユニセフひろば」実行委員会
  • 協  賛:日本コープ共済生活協同組合連合会、コープこうべ共済センター
  • 後  援:三木市、コープこうべ
  •  
  • 「ユニセフひろば」は兵庫県ユニセフ協会設立15周年記念事業として2日間にわたり開催されました。
    1日目は、5人の講師をお迎えしてのグローカル塾で多くを学び、2日目はチャリーティーウォークとマルシェで楽しみながら社会貢献ができる機会を持ちました。
  • グローカル塾
  • グローカルとはグローバル(地球規模)とローカル(地方)を合わせた造語。グローバルな視点を持ってローカルの課題を考えるとともに、ローカルからグローバルへの発信を目指すものとして広く使われています。
  • このたびは、国際的に活動する5人の方を講師にお迎えし、貧困や教育の大切さについて考えを深めました。
  •  
  • 日  時:2017年11月11日(土) 15:00-19:30
  • 会  場:コープこうべ協同学苑 研修棟
  • 参加費:無料
  • 参加者:110人
  •  
  • ○プログラム
  • 第1部  [講座1] 15:00-16:00  [講座2] 16:15-17:15
  • 第2部  [全大会] 17:30-19:30
  • 先ず関心のあるテーマを2コマ受講、次に会場を変えてのグループトーク、最後に一堂に会し、参加者の感想や講師の方々の思いをシェアしました。



グローカル塾
講座一覧


■行き過ぎた男のアフリカ往復半世紀物語
ジャーナリスト
大津司郎


■自分を変える海外体験

拓殖大学国際学部教授
甲斐信好


■ケニアで生きて働いた28年
マゴソスクールを支える会
早川千晶


■もっと知りたい・ちゃんと知りたいコーヒーのこと
石光商事株式会社
代表取締役社長
石脇智広


  
 
  • チャリティーウォーク&みんなのマルシェ
  • 日  時:2017年11月12日(日) 10:00-13:00
  • 会  場:コープこうべ協同学苑 
  • 参加費 チャリティーウォーク:大人300円、小学生-高校生100円
          マルシェ:無料
  • 参加者:300人
  •      ※チャリティーウォーク参加費は全額ユニセフ募金にさせていただきました。
  •      ※マルシェへでの売上の一部はユニセフ募金にさせていただきました。
  •  
  • ぬけるような青空のもと、チャリティーウォークとマルシェが催されました。
    チャリティーウォークでは、健脚向きのアップダウンコースとベビーカーでも行けるらくらくコースが設けられ、美しく紅葉した木々の中や果実の実る庭を歩きました。また、途中にあるチェックポイントでは、クイズや体験でユニセフの支援について学びました。
    マルシェには産地直送野菜や食品、国際支援団体のブースが立ち並び、健康測定コーナーも大勢で賑わいました。また、時間を決めて行われる「歌の広場」「ヨーガ体験」へも老若男女たくさんの方が訪れ大盛況でした。
   
     
    
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第4回 国際理解講座


映像で見る「イスラム国」と周辺地域に暮らす女性やこどもたちは今

 
  • 日  時:2017年9月16日(土)
  • 会  場:とよなか国際交流センター
  • 講  師:アジアプレス記者 玉本英子(たまもとえいこ)さん
  • 参加者:51人
  • 主  催:兵庫県ユニセフ協会
  • 共  催:コープこうべ大阪北地区活動本部
  • 玉本さんは、およそ20年にわたり中東各地の紛争地帯を訪れ、ヤズディ教徒、イラク軍、イスラム国(IS)の元戦闘員などを取材し、住民の生の声を映像やさまざまな媒体を通じて伝えてこられました。この度、戦火に苦しむ女性や子どもの視点に立った、一貫した報道姿勢が高く評価され、第54回ギャラクシー賞・報道活動部門・優秀賞を受賞されました。
  •  
  • 講座では、2年半以上ISに支配されていたイラク第2の都市「モスル」の取材を通して見えるイラクの現状、イラク北西部のヤズディ―教を信じる人たちにおきた出来事についてお話しいただきました。
  •  
  • イラク戦争が起こり、フセイン政権が崩壊し、イラクの中に米英軍に対抗する武装勢力が生まれ、ISも生まれました。この頃は世界中の関心事でしたが、米英軍の撤退により報道で伝えられることも少なくなり、人々の関心が薄れていった所にISが広がっていきました。IS戦闘員の7割以上はモスルの市民だそうで、モスルが掃討された今もISに洗脳された人たちが一般市民として残っています。恨みや不満がうずまき、リベンジが繰り返され、誰もが被害者にも加害者にもなっています。
  • ISに限らず世界の出来事に関心を持ってくださいと話をくくられました。
  •  
  • 高校生、大学生の参加もあり、講座終了後のISがモスルの女性たちへ外出時に強制着用させたヒジャブーの試着では、多くの方が体験していました。
   
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ユニセフ国際セミナー


子どもにやさしい街

~上映会&トークセッション~

 
  • 日  時:2017年7月15日(土)
  • 会  場:コープこうべ住吉事務所
  • 講  師:荘保共子(しょうほともこ)さん、浜田進士(はまだしんじ)さん
  • 参加者:111人
  • 主  催:ユニセフ七夕ネットワーク(大阪・奈良・岡山・広島・賀川・愛媛・兵庫の各ユニセフ協会)
  • 共  催:コープこうべ
  •  
  • ■講師プロフィール
  •  荘保共子さん
       NPO法人「こどもの里」理事長。
  •     1977年西成消防署の横に学童保育「こどもの広場」を開設、1980年西成警察署南横に「こどもの里」
  •    として移設、現在に至る。労働者の街、釜ヶ崎で約40年にわたり子どもの暮らしを支えている。
  •  浜田進士さん
       自立援助ホーム「あらんの家」ホーム長
  •    子どもの権利条約総合研究所関西事務所長。宝塚市子どもの権利オンブズパーソン。子どもの人権
  •    ファシリテーター。元関西学院大学教育学部准教授。
  • 映画「さとにきたらええやん」は、障がいの有無や国籍に関係なく、誰もが安心して暮らせる「こどもの里」を舞台に、困ったことを抱えている親と子が、職員の支えを得ながら「しんどさ」と格闘し、力強く成長していく姿を映していました。 
  • トークセッションは、浜田さんが荘保さんに質問を投げかける形で進められました。
  • 映画を通して見えてきた「こどもの里」での子どもたちとその親の姿に、「あらんの家」の子どもたちの様子を重ねながら、子どもと親の適度な距離感、子どもが持つ力、子どもも大人も安心して過ごせる居場所、子どもにやさしい街についてお話いただきました。
  • 「子どもにやさしい街」は、ユニセフも提唱しているもので、ヨーロッパでは、ユニセフがこの自治体は子どもにやさしい街ですよ、と認定する制度があります。
  • 荘保さんは、「『私はあんたの味方やで』と子どもも大人も安心できる居場所があってこそ子どもにやさしい街だと思っています」と お話しになりました。
  • 遠方からの参加者も多く、皆さん熱心に聞いておられ、たくさんの質問をいただきました。
 
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ユニセフ写真展

ユニセフによる戦後日本の子どもたちへの支援

 
  • 日  時:2017年7月3日(月)~9日(日)
  • 会  場:市役所市民ギャラリー(神戸市役所1号館2階)
  • 共 催:(公財)日本ユニセフ協会、兵庫県ユニセフ協会
  •  
  • 第二次世界大戦が終わって間もない頃、日本の子どもたちは深刻な栄養不良に脅かされ、衣類や生活物資にも事欠く厳しい生活を強いられていました。
  • そこでユニセフは、1949年から1964年までの15年間にわたり、子どもたちの給食用の粉ミルク(脱脂粉乳)、衣服をつくるための綿や医療品など、当時のお金で65億円もの支援を行いました。
  • 日本ユニセフ協会に保存されている日本が支援を受けていた頃の写真が展示されました。
 
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第3回 国際理解講座


アフリカで23年

アフリカの子どもたちとともに

 
  • 日  時:2017年6月24日(土) 13:30~15:00
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 講  師:松下照美さん(モヨ・チルドレン・センター主宰)
  • 参加者:67人
  •  
  • 松下照美さんは、パートナーの急逝後、縁あってウガンダへ。
  • 1996年ケニアへ移住。英語学校へ通いながら、1999年に国際NGO「モヨ・ホーム」を設立、2000年ケニアのティカでストリートチルドレン及び孤児の支援活動を本格的に始め、2001年からは「モヨ・チルドレン・センター(MCC)」として続けています。
  •  
  • ケニアのスラムに暮らす「チョコラ」と呼ばれるストリートの子どもたちの98%以上がシンナーを吸っています。
  • MCCはその子どもたちへの支援を中心に、外部学生への学費や給食支援などに取り組んでいます。 MMCには、現在6歳から16歳の男子が19人暮らしていますが、半数以上の子どもたちは誕生日も分からず、皆で決めた日を役所に提出しているそうです。
  •  
  • 昨年から日本の外務省から援助を受け、「ストリートの子どもたちのリハビリを有機農園を通じて」プロジェクトに取り組んでいます。子どもたちの体からシンナーを抜き、食糧にもなる家畜を育て、有機農園で作物を栽培する。子どもたちの心を癒し、自立させていくという71歳の夢とのことです。
  
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第2回 国際理解講座


福島から考える 日本社会と多様性

 
  • 日  時:2017年5月27日(土) 13:30~15:00
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 講  師:前川直哉さん(「ふくしま学びのネットワーク」設立・事務局長、「ダイバーシティふくしま」共同代表)
  • 参加者:70人
  •  
  • 前川さんは、今講座が国際理解講座の一環ということもあり、日本社会を中央/周縁という側面から分かりやすく解説し、多様性(=ダイバーシティ)を認め合うだけでなく、「違いを歓迎する」こと、多様性を歓迎することの大切さをお話し下さいました。
  • また、中学生、高校生からの質問もあり、深く考える機会になりました。
  •  
  • なぜ福島へ
  • 前川さんは、灘高校3年の時に阪神・淡路大震災に被災。その時の恩師の「物は壊れ、街も壊れたが、人が人に教えたことはどんな災害があっても残る。」という言葉が支えとなり、東大へ進学。教育を一生の仕事と決め、灘中・高で教鞭をとっておられました。
  •  
  • 東日本大震災後は、生徒たちを連れ東北訪問合宿を行いました。そんな中何度も訪れた福島で、困った状況を良い状況に変えていこうとする「かっこいい大人」にたくさん出会い、福島に惚れ、一緒に仕事をしたいと思い、福島への移住を決意、教員としての経験を生かすことに。
  •  
  • 福島の今、福島から考える多様性
  • 福島の人たちは、居住制限、さまざまな風評被害、偏見や差別、住民同士の分断など心が痛む経験をしていました。そこで、辛い経験をした福島を、互いの違いを尊重する、多様性を尊重する日本一優しい県にしたいという思いを持ち、「ダイバーシティふくしま」を仲間と共に設立、多岐にわたり活動しておられます。
  • ダイバーシティ(=多様性)とは違いを認め合うだけでなく、「違いを歓迎する」こと。県立福島高校の生徒たちは学内に「福校ダイバーシティ」を作り、すべての人が過ごしやすい高校を目指して活動しています。
  •  
  • ふくしま学びのネットワーク
  • 前川さんが設立し、事務局長を務める「ふくしま学びのネットワーク」は、高校生無料セミナー・合宿、大学生がメンター(助言者)となって高校生に学習や進路の相談にのるプログラムなどを行っています。目標の一つは「応援してくれる人たちに応えたい」という福島の子どもたちの主体的な学びをサポートし伸ばすことです。
  • だれかの力になりたいのならそのために力をつけなければならないということを伝え、最終的に「学びの先進県」で学んだことを誇れるような子どもたちに育てたいと話しておられました。
  
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管野千代子写真展


仮設住宅の暮らし

 
  • 日  時:2017年5月24日(水)~31日(水)
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター 1F展示室
  •  
  • 東日本大震災は沿岸部の地域に壊滅的な打撃を与え、今も復興途中で仮設住宅の暮らしが続いています。
  • 写真からは、住民の笑顔の裏側にある悔しさや悲しみ、将来に夢や希望を見いだせない不安が伝わってきました。
  •  
  • 管野千代子さんプロフィール
    宮城県出身。ニッコールクラブ会員。全日本写真連名福島支部所属。各種フォトコンテストなどで入賞多数。部の地域に壊滅的な打撃を与え、今も復興途中で仮設住宅の暮らしが続いています。
 
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ユニセフ入門講座


「SDGs」ってなに?

 
  • 日  時:2017年4月22日(土) 13:30~15:00
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター
  • 参加者:23人
  •  
  • SDGs(エスディージーズ)は、Sustainable Development Goalsを略したもので、持続可能な開発目標といいます。
  • SDGsは、貧困・広がる格差・不安定化する社会・気候変動・環境の悪化などの世界の現状に「このままでは地球は立ち行かない」という危機感のもと、作られた目標です。
    2015年9月の国連総会で全会一致で採択され、スローガンである「誰も置き去りにしない」を実現するために、政府が、企業が、NGOが、私たち一人一人が取り組むべき課題が入っています。
  • 1) 入門講座では、まず、「知っておきたい! 最近話題のSDGs」と題し、パワーポイントを用いて、地球サミットやMDGsなどの 説明を交えながらSDGsについての話をしました。
  •  
  • 2) 次に、グループに分かれてのワークショップ。
  • ① 17の目標の「絵カード」の中から好きなカードを選び、後から配布された「文字カード」と照合し、17の目標を確認。
  • ② 「絵文字カード」とマラウィ・アフガニスタンの国の資料を配布。
  • グループで話し合いながら、17の目標の中から、マラウィ・アフガニスタン・日本に必要なカードを選び、優先順位をつけていく。 その後、グループごとに優先順位を発表し共有。
  •  
  • 3) 最後に、日々の生活の中でのSDGsの目標につながるアクションについて話し合いました。
  • ※持続可能な開発とは、将来の世代のための環境や資源を壊さずに、今の生活をよりよい状態にすることです。
 
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兵庫県ユニセフ協会設立15周年記念


ユニセフのつどい

世界のともだちと心をつなごう

 
  • 日  時:2017年3月18日(土) 10:30~15:00
  • 会  場:コープこうべ生活文化センター2階 ホール
  • 主  催:兵庫県ユニセフ協会
  • 後  援:兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、兵庫県子ども会連合会、JICA関西、コープこうべ
  • 協  賛:神戸YMCA、神戸YWCA
  • 協  力:YouMe Nepal
  • 参加者:250人
  • ※この事業は、(公財)兵庫県国際交流協会の民間国際交流事業による助成を受け実施しました。
  •  
  • 「ユニセフのつどい」は、国際協力・支援活動を実践している若者たちやユニセフに協力いただいている皆さんをはじめ多くの方が集う交流の場。ユニセフ協力者への感謝と共に、交流を通して、世界で起きていることや子どもたちが暮らす厳しい現状を理解し、持続可能な国際社会を築くために私たちが何ができるかを考える場でもあります。
  • 設立15周年にあたる今年の「ユニセフのつどい」は、平素よりご支援・ご指導をいただいています理事・評議員、日本ユニセフ協会、日本ユニセフ協会協定地域組織の皆さま方をお迎えして行うことができました。、
  • 午後からは、大学生が進行役となり、グループに分かれて、「わくわくカフェ」を行いました。YouMe Nepalのシャラッド チャンドラーのメッセージをもとに、それぞれのグループでお互いの夢や未来について語り合いました。
  • 赤ちゃん連れの若いお母さんたち、チラシで知り遠方から来てくださった方、小学生から社会人まで、多くの方が参加し、活気あふれる「つどい」になりました。
  •  
  • ◆おもなプログラム◆
  • ~午前の部~
  •    ○映像で見る15年のあゆみ
  •    ○主催あいさつ  兵庫県ユニセフ協会 会長黒木稔
  •    ○来賓あいさつ  (公財)日本ユニセフ協会 専務理事 早水研
  •    ○ご紹介  
  •    〇募金贈呈式
  • ~フリータイム~  
  •    ○参加団体の紹介の後、フリータイムに入りました。
              昼食&各ブース(21ブース)での活動紹介&フェアトレード・東北支援製品の販売
  • ~午後の部~  
  •    ○わくわくカフェ
  •    ○和太鼓演奏 神戸市立須磨翔風高等学校
  •    ○お礼の言葉
 
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兵庫県ユニセフ協会設立15周年記念講演会


『今そこにある命を救いたい』


  • 日  時  2017年3月4日(土)
  • 会  場  兵庫県民会館(神戸市)
  • 講  師  世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)
           戦略・投資・効果局長   國井 修さん
  • 参加者  200人
  • 兵庫県ユニセフ協会は、おかげさまで、設立15周年を迎えました。それを記念し、國井修さんをお迎えしての講演会を開催しました。

  • 講演会のオープニングは、20歳を迎えたばかりの竹内海人さんによるクロマチックハーモニカ演奏。全体の進行は兵庫県ユニセフ協会ボランティアが務め、國井修さんの紹介と質疑応答は、関西学院大学教授、元国連職員、国連フォーラム共同代表の久木田純さんが進めてくださいました。


  • 國井さんは、学生時代はインドに留学し伝統医学とヨガを学び、10年間のへき地診療のかたわらNGOを立ち上げ、国際緊急医療援助に携わってこられました。大学卒業後、予防医学、公衆衛生を学び、外務省にも勤務されました。

  • 2006年よりユニセフに入り、ニューヨーク本部では保健戦略上級アドバイサーとして勤務。ミャンマー、ソマリアでは子どもの死亡低減のための事業を推進してこられました。
    子どもの命を救うには政治の力も使い、コミュニティーでは迷信ではなく良い方法を地道に教えて回る、また子どものために1週間でいいから戦争を止めてほしいと交渉するなど国造りの必要性を感じ奔走されました。

  • そして、2013年、戦略・投資・効果局長として「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(グローバルファンド)に移られました。
    1990年に入り、エイズが広がり、アフリカで成人の3人に1人が感染し、免疫力が落ちたことにより、働き盛りの20-40代の人々が結核でバタバタと死んでいき、国家の存亡を脅かすようになりました。これらをくい止めるためにできたのがグローバルファンドです。
    グローバルファンドは、資金を調達し、途上国の三大感染症対策に資金を供給しています。医療品を大量に購入することで価格を大幅に抑え、より効果的な支援を行えるよう、コミュニティーの人と官民が一体となって計画を立て、感染症を失くそうとしています。

  • 國井さんは、これまでに訪れた国は120か国以上、「その国の最も弱い人々が自分の足で立てるようにすること」をミッションに世界で活躍されます。その行動力とずっと現場に携わってこられたからこそ伝えられる多様な経験には、感動と学びがたくさんありました。

    講演会には中学生から大人まで幅広い年代の方にお越しいただきましたが、國井さんは「ハートがあっても技術が無ければ働けない。夢を持ったら勉強すること」、「身近な人を大切にすること。そうでないと周りの人は救えない」と話を締めくくられました。
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第1回 国際理解講座


『生きる力ってなんだろう』

~子どもたちの笑顔、命の輝き~


  • 日  時  2017年2月25(土)10:00~12:00
  • 会  場  姫路青山「コープのつどい場」
  • 講  師  早川千晶さん(マゴソスクール運営)
  • 主  催  兵庫県ユニセフ協会・生活協同組合コープこうべ
  • 後  援  姫路市教育委員会
  • 参加者  20人
  • 講演会は、早川さんの「マゴソスクールは、ゴミ捨て場に集まる子どもたちや貧しいお母さんたち、よりどころのない人たちが集まって家族になっている所、分かち合える場です。さあ、ケニアへの旅をしていきましょう!!」という言葉で始まりました。
  • 中学生の参加者が多いこともあり、早川さんは終始語りかけるように分かりやすくお話し下さいました。
  • 世界を旅するようになったきっかけに始まり、アフリカに住むと思い至るまでの話、キベラスラムで日常的に行われている「ハランベー」、「チョコラー」と呼ばれるストリートチルドレンの話、日本での不登校の問題にまで話が及びました。
  • ハランベーは、誇りを持って誰かのためにお金を出し合いみんなで助け合うという意味です。キベラスラムに暮らす大人も子どもも、みんなで助け合えば生きていけると信じています。だから笑顔にもなれるし、生きることを諦めないのです。
  • 大人に声を掛けてもらってマゴソスクールにやってきたチョコラーと言われる子どもたちの中には、安心できる暮らしの中で勉強し進学し、世の中を変えたいと努力し、成功を収めている卒業生もいます。
  • 自分ひとりじゃないと思えることは、生きる力を与えてくれるのです。
  • 最後に、学校へ行くことが当たり前の日本で、学校へ行きたいけれど行けない子どもたちがいます。勇気を持って声を掛けてほしいと話を結ばれました。
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